こんにちは、自家焙煎コーヒー店の店主です。暑い季節になると「冷たいコーヒーが飲みたい!」という声が増えてきます。今回は、家でも簡単にできる「コールドブリューコーヒー(水出しコーヒー)」の作り方と「急冷コーヒー(アイスコーヒー)」との違いを考えてみました。
コールドブリュー(水出し)コーヒーの作り方
コールドブリューは、コーヒー粉を水にじっくり浸して抽出する、まさに“時間が生み出す魔法”の一杯ですが、作り方はとてもシンプル!
材料と道具
- コーヒー豆(中挽き〜粗挽き):45〜50g
- 水:700ml
- ボトルやピッチャー
- お茶パックや専用フィルター
手順
- コーヒー豆を中挽き〜粗挽きにする(浅煎り〜中煎りがおすすめ)
- お茶パックやフィルターにコーヒー粉を入れる。
- ボトルに水とコーヒー粉をセットし、軽く振って全体をなじませる。
- 冷蔵庫で8〜12時間じっくり抽出。
- パックを取り出して完成!お好みで氷やミルクを加えても◎
「夜に仕込んでおけば、朝にはまろやかで香り高いコールドブリューが楽しめます!」

急冷コーヒー(アイスコーヒー)の作り方
急冷コーヒーは、熱々のコーヒーを氷で一気に冷やす“スピード勝負”の一杯。こちらも意外と簡単!
詳しくはコチラ⇨簡単に美味しいアイスコーヒーの淹れてみよう
材料と道具
- コーヒー豆(細挽き〜中挽き):30g
- お湯:240ml
- 氷:140g
- ドリッパー、ペーパーフィルター、サーバー
コールドブリュー vs 急冷コーヒー 味と特徴の違い
項目 | コールドブリューコーヒー | 急冷コーヒー(アイスコーヒー) |
---|---|---|
抽出方法 | 水で8〜12時間かけて抽出 | 熱湯で抽出し、氷で急冷 |
味わい | まろやか・甘み・苦味控えめ | シャープ・コク・酸味や苦味が際立つ |
口当たり | なめらかで優しい | すっきりキレのある |
豆のおすすめ | 浅煎り〜中煎りでフルーティー | 深煎りでしっかりした苦味 |
抽出時間 | 長い(8〜12時間) | 短い(数分) |
カフェイン量 | やや少なめ | やや多め |
アレンジ | ミルク・シロップ・フルーツも合う | ソーダ割りやカフェオレもおすすめ |
同じアイスコーヒーでも違う味わい

- コールドブリューを初めて飲んだお客様が「これ、コーヒーなのに甘い!」と驚かれることがよくあります。実は、低温抽出で苦味や渋みが抑えられ、豆本来の甘みが引き立つんです。
- 急冷コーヒーは、焙煎したての豆を使うと香りが爆発!「朝の目覚めにガツンとくる一杯が欲しい」という方に大人気です。
- どちらも自家焙煎の新鮮な豆を使うと、味の違いがより際立ちます。ぜひ飲み比べてみてください!
まとめ
- コールドブリューは「まろやか&甘み重視」「ゆっくり楽しみたい人」におすすめ。
- 急冷コーヒーは「シャープな味」「すぐ飲みたい人」「香り重視」にぴったり。
- どちらも自宅で簡単に作れるので、気分やシーンに合わせて楽しんでみてください!
「コーヒーはハマればハマるほど奥が深い。でも、飲み方・楽しみ方は自由!」
コーヒーの世界、まだまだ面白いです。
ではまた!